ネットでニュースを見ていると日本人観光客がパスポートを携帯せずにシェンゲン圏域内を国境越えしたことで身柄を拘束されたということがあったようです。
シェンゲン圏域内は一度入国すると、他の国へ移動するときに出国審査や入国審査は必要ありません。ですので飛行機も国内線のような扱いになります。
ですが、そこでは、私たちは外国人であることを忘れてはなりません。
今回のテーマはパスポートの取り扱いについてです。
パスポートは常に持ち歩いたほうがいい。
中にはホテルに預けてコピーで大丈夫と言う方もいるかもしれませんが、できれば原本を持ち歩くほうがいいです。
義務となっていない国も多いですが、海外ですので難癖付けられることも多いので、
持っているに越したことはないです。
ホテルの金庫は信用するな
ある程度のグレード以上のホテルの金庫なら大丈夫とか聞いたことありますが、はたして本当でしょうか。絶対危険ではありませんが、どのホテルも金庫を開けることができるマスターキーを持っています。
これは海外だけではなく日本国内でもいえることです。
絶対とは言えませんが、絶対とられない保証はどこにもないことは意識が必要です。
マリンスポーツをするときなど仕方ない時だけにとどめたほうがいいです。
パスポートの携帯が義務となっている国。
中には法律で外国人はパスポート携帯が義務となっている国もあります。
代表的な国は中国、マレーシア、タイなど。身分証の提示を求められて、持っていないと身柄を拘束されてしまうこともありますので注意が必要です。
こういった国では自国民はIDカードの携帯が義務になっていることがほとんど。
基本的にはそんなことないですが、中国は場所によって身分証の提示を求められることが多いです。
中国で身分証を求められるところ
中国では比較的に多いような気もします。
身分証を求められたことがあるのは、北京、上海、蘇州です。ほかにも実施しているところはあるはずです。
北京はとにかくチェックが多いイメージ、同じに同じ人に2回もチェックされることも
基本は駅の構内で実施しています。これは、外国人のチェックしているのではなく、中国公民を取り締まっている可能性があります。日本人は中国人と一緒に見えても仕方ないので、声をかけられます。パスポートを見せたらOK。
持っていないと厄介なことになりうるので携帯しましょう。
中国はそんなに治安が悪くないので気を付けて入れば大丈夫。
他の証明書は効果がない。
海外では日本で使用している証明書は証明書と認めてくれません。
パスポートが唯一の証明書になります。
留学生なら場合によっては現地の学校の学生証でも認めてくれることがあります。
以前、飛行機の中でiPadを借りたときは、日本の免許証預かりで借りることができたこともあります。
北米はお酒の販売が厳しい
アメリカやカナダではお酒の購入の際、必ずと言ってもいいほど、年齢確認が行われます。特に日本人は若く見られがちなのでパスポートを見せて証明するしかないのです。
40歳くらいのおじさんでも言われるレベルなので、自分は老けているからと言うのは通用しないのです。
スリには十分気を付けること。
パスポートを持ち歩いている以上、軽犯罪には気を付けたいものです。
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もしパスポートをなくしたときは
いくら気を付けていても、パスポートをなくしたり、とられたりすることがあるかもしれません。
そんなときはまず警察へ行きましょう。そこでポリスレポートを作成が必要です。
そのあとに大使館に行き、帰国するか、パスポートを再発行するかを選択します。
ちなみにパスポートを再発行をする場合、戸籍謄本などおが必要になり、日本から家族に送ってもらう必要があるので、かなり手間になります。
帰国を選んでも航空券がかなり高いので、どちらにしても大ダメージです。
さいごに
パスポートは海外旅行においてとても大切なものです。
- 自分を証明する唯一の証明書
- 提示を求められて提示できないと拘束の可能性
海外では、忘れてきたとかホテルに置いていますというのは通用しません。
海外の警察は優しくないと思ったほうがいいです。
パスポートを持ち歩くほうがいいですが、取られないように気を付けましょう。